【仏式通夜参列時のマナー ~ 会場でのマナー】

blog161208_2.jpg通夜は故人とのお別れの場ですので、慌てず、余裕を持って会場に向かいましょう。通夜に参列する場合、開始10分前頃には会場に到着できるよう、事前に服装や香典、数珠などの準備をしておきます。

●受付(本人参列の場合)
故人との関係別に受付が分かれている場合もあるので、列を間違えないように並び、簡潔なお悔やみを述べてから、一礼し香典を渡しましょう。香典はふくさの上にのせ、表書きが相手から読める向きにして両手で差し出します。その後、芳名帳に記帳して、受付に一礼したら会場に入りましょう。

●受付(代理人として参列する場合)
受付の手順は本人参列の場合と同じですが、必ず「誰の代理人として参列するのか」を受付に伝えましょう。香典の表書きと芳名帳は参列できない本人の名前を書き、その下か横に小さく「代」(妻の場合は「内」)と書き、代理人として参列したご自身の名前を書きましょう。

●会場に入ったら
先客に一礼し、大きな声で会話することは控え、携帯電話の電源も切りましょう。遺族へのお悔みや知人などへの挨拶は小声で短い言葉にとどめるか、黙礼程度にしておきます。

●式の途中で帰らなければいけない場合
途中退席は基本的には控えたほうがよいのですが、やむを得なく途中退席する場合は、読経と焼香を終えたら場の雰囲気を壊さないタイミングで静かに退席します。

●通夜ぶるまい
通夜の後に行われる通夜ぶるまいは、基本的に故人と親しい間柄の方が故人を偲ぶ場です。故人との関係に関わらず、遺族から勧められたら、少しの時間でも席に着き、箸をつけるだけでもかまいませんので、料理をいただきながら会場の方々と故人を偲びましょう。長居したり、騒いだり、お酒を飲み過ぎるといったことは慎みます。
帰り際、遺族に挨拶できない場合、挨拶せずに退席しても失礼にはあたりません。告別式に参列できない場合は簡潔なお悔みの言葉と参列できない旨を伝え、お詫びしておきましょう。


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