不祝儀袋の表書きは、正式には『薄墨の毛筆』で書きますが、なければ筆ペンでもかまいません。
○なぜ、薄墨を使用する?
「墨をすって濃くしても、あふれる涙で墨が薄まってしまう」
「書いた文字が涙でにじんで色が薄くなってしまう」
など、『悲しみで涙に暮れている』という意味や、
「急なことで時間がなく、する墨が十分に用意できず薄墨のまま書き、駆けつけた」
と『突然の訃報を悲しむ』という意味があるとされている。
不祝儀袋の表書きは、葬儀や法要など式により違いがあります。
〔仏式の法要〕の場合は以下のように書きます。
・御仏前
故人様は四十九日法要後は、仏様になることから(霊 → 仏)『御仏前』としす。
・御供物料
「供物を供えて下さい」の意味があり、どの宗派でも使用できます。
・卒塔婆料
卒塔婆を立てる時に使用し、『御塔婆料』でも大丈夫です。御供物料とは別に白無地の袋に包みます。
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