【知っていますか?喪服のマナー ~女性編①~】

blog_170622.jpg今回は女性の喪服についてご紹介します。

本来喪服とは、ご遺族が「喪に服している」ということを意味します。
女性の喪服には3種類あり、最も格式の高いモーニング・和装などの正式礼装『正喪服』は、ご遺族側(一般に三親等まで)が着用し、『準喪服』は参列する側の方が着用する一般的な礼服で、故人を偲ぶための正装をするという意味で、親族よりも格上にならないようにします。また、『略喪服』は、仮通夜・通夜に着用する地味なワンピース、スーツをさします。

儀式それぞれの喪服やメイクについての詳細です。

●仮通夜・通夜での衣服
仮通夜は亡くなった直後に行われる為、「取り急ぎ駆けつける」という意味で紺・グレーなどの地味な色のスーツやワンピース、または黒無地のブラウスとスカートなど地味な平服でもかまいません。ストッキングは黒または肌色に。事前に通夜の日時がわかっている場合は、葬儀・告別式と同様にブラックフォーマルを着用しましょう。

●葬儀・告別式での洋装
黒のワンピースやアンサンブル、スーツなどのブラックフォーマルで、肌をあまり見せないのが礼儀です。夏場でも肘が隠れる五分袖にして、スカート丈は動いても膝が見えない丈にしましょう。立ったり座ったりする動作が多くなるので、タイトなものよりはフレアタイプの方が動きやすく、シワにもなりにくくておすすめです。衣服の装飾はあまり華やかにならない程度であれば、問題ありません。シンプルながら、サテンやリボン・刺繍が施してあるなど、女性らしいデザインのブラックフォーマルも素敵です。ストッキングと靴は黒にしましょう。シンプルで光沢のない布製パンプスなら足の疲れも少なく、弔事にはふさわしいと思います。

●葬儀・告別式での和装
喪主や遺族(一般に三親等まで)が着る、黒無地で染め抜き五つ紋付の着物を正喪服(正式礼装)とします。現在はレンタル喪服も増えていて、レンタル先や葬儀社が着付け師を手配してくれる場合もあります。黒無地の帯、白い足袋、黒の草履、帯留めや髪飾りなどはつけません。和装喪服は着る機会の少ない方が多いと思いますので、レンタル先や葬儀社などでどのようなものがいいのか聞いてみるといいでしょう。

●葬儀・告別式での化粧
正式・略式にかかわらず、派手なメイクやノーメイクはマナー違反です。アイシャドーやチークはつけず、アイラインも自然に仕上げ、全体的に薄目の色を選ぶようにします。礼儀にかなった、全体に品の良い自然なお化粧で装いましょう。

故人を想い弔う場では、清潔感のある弔意を込めた装いを心がけたいものです。
次回は、続きとしまして、女性の喪服に合わせる靴やコートなどを選ぶポイントをご紹介します。


blog_190425_2.jpg高崎市を拠点とする葬儀社です。
"創業40年の信頼と実績"
高崎市・前橋市・群馬県の公営斎場、家族葬、葬儀、葬式、直葬、火葬のみ全てを、株式会社タイヨウへお任せ下さい!
365日・24時間受付
0120-02-0983(無料電話)まで、お気軽にご連絡を下さいませ。
お電話1本が安心に繋がります・・・。

PageTop