【お盆の迎え方】

blog_170810.jpgご家庭の宗派や住んでいる地域によって、お盆のお供え物や迎え方は異なります。例えば、浄土真宗では、お盆にご先祖様が帰ってくるという考えがないので、迎え火や送り火を焚く風習はなく、これは人は亡くなると浄土に往生し仏様になるとされているからです。

亡くなられてから四十九日後に初めて迎える初盆を含め、お盆の初日にご先祖様をお迎えするために焚くのが「迎え火」、最終日にご先祖様をお送りするために焚くのが「送り火」となります。

一般的なお盆の迎え方は以下のようになります。

●12日夕方
お迎えする前日の準備です。
精霊棚(盆棚)・仏壇を精霊馬・精霊牛や盆花などで飾り付け、季節の野菜・果物・砂糖菓子をお供えします。この中の「精霊馬」はきゅうりを馬の形に、「精霊牛」はナスを牛の形に模し、迎え盆の時にご先祖様の霊が迷うことなく、この馬に乗りやって来る、送り盆の時には牛に乗り帰るという言い伝えによるものです。花びらを船にして帰ってくるというハスの花や、提灯に似ていることから、先祖が迷わないように道を照らすとする、ほおずきなども、お盆ならではの飾りです。
その他、地域や宗派によってお供え物が違いますので、事前に確認をしておくと良いでしょう。

●13日の朝
お盆の初日は「迎え盆」とも言われます。夕方に仏壇や盆棚の前に盆提灯を灯し、庭先や玄関先で麻幹(おがら)などを燃やし、ご先祖様の霊が迷わず帰って来れるよう迎え火をたき迎え入れます。
迎え火をたかずに、お墓に提灯を持ってお参りに行き、ろうそくに火をつけ、そのろうそくの火をちょうちんに移して持ち帰り、家の盆棚や精霊棚の明かりを灯す場合もあります。また、地方によってはお墓からの道筋に、たくさんの松明かりを灯すところもあります。

※麻幹(おがら)は皮をはぎ取った麻の茎のことで、たき方は、焙烙(ほうろく)と呼ばれる素焼きのお皿の上に麻幹を折って積み重ね燃やします。

●16日夕方
お盆の最終日は「送り盆」とも言われます。迎え盆と同様に麻幹などで送り火をたき、ご先祖様の霊をお送りします。盆飾りやお供えをわらの船に乗せて海や川に流し、病気や災いも一緒に流すという精霊流しを行う地域もあります。また、送り火のひとつに灯籠流しや京都の大文字の送り火などがあります。
これらの送り盆を済ませることで盆明けとなります。

先祖にお礼の気持ちを伝えたり、故人に思いを馳せたりして、心穏やかにお盆をお過ごしください。

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