【不祝儀袋の表書き キリスト教式】

blog_190430.jpgキリスト教式の葬儀は、仏式や神式と比べ不祝儀袋にまつわるマナーが大きく異なるため、仏式と同様な不祝儀袋を用意するとトラブルのもとにもなりかねませんので注意が必要です。

キリスト教式の不祝儀袋について説明します。
仏式や神式と違い、一般的に十字架の入った白色のものや百合の花の入っている不祝儀袋を使用します。水引のないものが理想で、仏式のみで使用するハスの花がある不祝儀袋は使用しないようにしましょう。

キリスト教式の専用香典袋が用意できない場合は・・
キリスト教式は一般的に文房具店で購入できますが、需要が少ないため、小規模な店舗やコンビニには置いていないことがあります。その場合は、真っ白な「のし袋」に自分で表書きしたものも代用できます

〔キリスト教式〕の表書きは以下のように書きます。

・御花料 / 御花代 / 献花料(どれでも大丈夫です)
「式典に際し、お花をあげて下さい」という意味があり、カトリック、プロテスタント共通で使用できます。
※キリスト教式では本来、追悼儀式(法要)の際に現金を包むしきたりはありませんので、一般的にはこの形式の表書きに現金を入れて持参することが多いようです。
・御ミサ料
カトリック教会の式典のみで使用します。
・忌慰料(きいりょう)
プロテスタント教会の式典のみで使用します。

この他、仏式や神式の葬儀でも使われる「御霊前」もカトリックであれば使うことができます

不祝儀袋の表書きは、仏式や神式同様に『薄墨の毛筆』で書くことが基本となります。中袋は受け取った方が読みやすいように黒ペンで書いても問題はありません。


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