通夜や葬儀に着用する服は喪服と分かっていても、その後の法事の服装については何を着ればいいのか悩むことも多いのではないでしょうか。故人や遺族、親族に失礼のないよう、正しいマナーで列席したいものです。
法事は故人の冥福を祈り、供養する仏教の儀式で、故人が亡くなってから100日目までに8回ある忌日法要と、満1年から始まる年忌法要があります。主な忌日法要では、亡くなって7日目の「初七日」、49日目の「四十九日」で忌明けとなり、100日目の「百箇日」があり、百箇日は卒哭忌(そっこくき)とも呼ばれ、故人の死を泣き悲しむのを卒業するという意味があります。
年忌法要は亡くなって満一年後を一周忌、翌年満2年の命日に三回忌、その後、七回忌、十三回忌、十七回忌、二十三回忌、二十七回忌と続き、三十三回忌で弔い上げになり終了となります。最近では十三回忌や十七回忌などを弔い上げとすることも増えてきているようです。
※「○回忌」は「○周忌」と表記する場合もあります。
「喪服」とはその文字通り"喪に服する"と言う意味があり、哀悼の意を表す参列者の気持ちを表現することでもあります。このような理由から、亡くなってから日が浅い法事は基本的に通夜、葬儀と同じ喪服を着用します。
[四十九日]
遺族・親族は喪服を着用し、出席者についても喪服を着用するようにしましょう。案内状に「平服でお越しください」と書かれていても、喪服で参列し、故人や遺族に対して礼を示しましょう。
[百箇日]
近年では省略することが多く、遺族や親族のみでささやかに供養するケースも増えています。服装は遺族・親族は四十九日と同様、喪服で参列者は喪服か地味な平服で構いません。近親者のみの少人数で行う場合は平服でもいいでしょう。
[一周忌~三回忌]
遺族・親族は喪服を着用し、参列者も三回忌までは喪服着用がマナーとなります。案内状に「平服でお越しください」と記載があった場合は、略喪服(地味なスーツ、ワンピース)で問題ないでしょう。
[七回忌~三十三回忌]
三回忌を過ぎると親族だけで執り行われることが多くなり、平服でいいとされますが、カジュアルな服装は避け、地味な略喪服程度の装いを心がけましょう。
法事は事前に日程が分かっているので、余裕を持って準備もできそうです。故人や遺族、親族の方に対する敬意を忘れずに供養を行いたいものです。
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